助成先団体一

No. 団体名 代表者名 所在地 助成金額
1 岐阜市地域猫の会 西村 澄夫 岐阜県 20万円
2 WASAO 杉田 和枝 東京都 20万円
3 ネコスペ事務局 大塚 美幸 茨城県 20万円
4 COKA Animal Rescue 池端 ゆい子 大阪府 20万円
5 CAT’S INN TOKYO 藍 智子 東京都 20万円
6 保護猫カフェ拝啓ねこ様 近藤 雄樹 東京都 20万円
7 くすのき 那須 美香 静岡県 20万円
8 大阪さくらねこの会 原田 玲子 大阪府 20万円
9 ねこひげハウス 石川 砂美子 埼玉県 20万円
10 ねこの命をつなぐ会 関 祐子 長野県 20万円

 

各団体からのコメント

岐阜市地域猫の会

岐阜市地域猫の会は、会の趣旨に賛同した岐阜市内の自治会連合会と猫ボランティア団体・個人が一緒に立ち上げた団体です。

「野良猫で困らないまちをみんなで」をビジョンに、まちづくりとして活動をしています。

野良猫を増やさないことを第一優先に考え、TNR先行型地域猫活動を行っています。

猫に関する地域住民へのアンケート、行政と交渉し地域で保護した猫の譲渡会が公民館で開催できるようにするなど、地域を巻き込むことで、地域課題として認識してもらい、地域の問題は地域で解決できるように、地域猫活動の普及やお手伝いをしています。
行き場のない野良猫に、地域猫として新しい居場所ができるよう「野良猫ゼロ」を目指していきます。

WASAO

東京都北区で猫の愛護活動をしております、ボランティア団体の「WASAO」と申します。

2019年よりCATルーム運営をスタートする事から、猫の保護譲渡活動を行っておりました。
2024年からは「保護猫卒業」を更に増やして行く事に力を入れる為に常設の施設運営を終了し、各メンバー宅にて人との共生に力を入れ譲渡会にて譲渡をする事に方針を変更しました。

その背景には環境省が行う奄美大島でのノネコの捕獲数の急激な増加や、地方の保健所収容数の増加が大きく関連しています。
捕獲後1週間で殺処分される奄美ノネコの預かりと譲渡、殺処分はしないからこそ受入れ収容数増加になってしまう保健所からの引き出し。

猫は愛玩動物です。人と共生する事を許されなくなってしまった猫達を、もう一度人と共生する事を増やす活動に注力しています。

 

ネコスペ事務局

ネコスペ事務局は、個人で保護活動をしているボランティアの後方支援部隊です。

保護猫のお世話やTNR活動などで忙しく動き回るボランティアさんにかわり、
譲渡会の運営や事務作業、チャリティ物販で医療費等の活動資金集めを行っています。

2024年4月から、東海村にTNR病院を開設し、ノラ猫の集団手術を開始しました。
今年度は子どもの教育に動物福祉を取り入れるべく「保護猫ボランティア体験会」を県内各地で実施予定です。

茨城県の動物福祉の向上のため、地域猫や保護犬猫の啓発活動を進めてまいりますので応援よろしくお願いいたします。

COKA Animal Rescue

大阪府南部にて犬猫の保護活動を行うNPO団体です。
アメリカで主として取り入れているフォスター制度を利用し、保護期間中の犬猫のQOLも大切にする保護活動を目指しています。
犬猫の保護活動を通じ、犬猫に限らない動物問題への差別をなくす為に、環境問題や動物解放へ向けての意識改革を最終目標としています。

当団体では主に、保健所収容犬猫の引き取り、野良犬野良猫さんの保護を行い、昨今では繁殖業者さんの廃業問題など、素早い譲渡ではなく【アフターフォローもしっかりとある丁寧な譲渡】を心がけています。
団体のモットーは【保護期間中もQOLを大切に】
沢山の人が沢山の保護っこ達と触れ合う事で、社会問題や環境問題、動物解放などにより深く関わってもらえるように、”まずは犬猫の現状から”知って欲しい。 それがCOKAを始めるきっかけとなりました。

2019年に発足したCOKA Animal Rescueも今年で5年目となり、昨年は法人化、様々な問題に取り組んで参りました。今年度は、当初より1番問題視していた、高齢者さんや、生活困窮世帯による犬猫さんの飼育等に着目し、QOLの底上げを図る取り組みを行っていきたいと考えております。

CAT’S INN TOKYO

非営利型一般社団法人 CAT’S INN TOKYO は、地域の野良猫や多頭崩壊現場、不正飼育の猫たちを保護し、
TNRや適切な医療処置を提供した後、保護猫カフェにて里親とのマッチングを支援する活動を行っています。
地域住民からの動物に関する困りごと相談にも対応し、猫以外にも犬、ハクビシン、オウムなど幅広い動物の保護実績があります。
2024年2月以降は、令和6年能登半島地震で被災した猫の現地救出活動、店舗への受け入れ、里親探しにも取り組んでおります。

私たちは、小さな命を繋ぎ、共に生きる道を模索し続けるために、地域における猫の保護活動と啓蒙活動を今後も力強く推進していきます。

保護猫カフェ拝啓ねこ様

杉並区阿佐ヶ谷の保護猫カフェ「拝啓ねこ様」です。
山梨県の特定非営利活動法人リトルキャッツさんが保護した猫ちゃんをお預かりし、里親様と猫ちゃんのマッチングが出来る里親募集型の保護猫カフェを運営しており、95匹の猫ちゃんのお家が決まりました。

店主が元芸人であることもあり
「楽しく保護猫を啓発、楽しく保護猫支援」を目標に活動をしています。

可愛い猫雑貨を扱い、楽しく「お買い物で猫支援」や猫好き芸人さんをお呼びして、トークライブ、交流会やネコヨガ、占い、マッサージなど、「笑いながら猫支援」ができるような仕組みを作って、保護猫カフェに初めて来てくれた方にも楽しんで参加できるようなイベントを開催しています。

また譲渡して終わりではなく、適正飼育を啓発するためのイベントも開催し、その後も気軽に相談しやすい関係づくりを心掛けています。

今後も楽しく、猫ちゃんと里親様の橋渡しをしていきたいと思います。

くすのき

NPO法人くすのきは、2004年に静岡県熱海市において野良猫を減らすため個人にて活動を開始以降、TNR活動を行う傍ら捨て猫や負傷猫の保護・譲渡活動を個人にて行って来ました。
多くの方々の協力・支援により数年前には、譲渡型保護ねこハウスの開設や法人化を経て、今年で20年目を迎えます。
近年では、高齢化が進み保護する子達も野良猫から飼い猫へと変化し保護の在り方も変化しつつあります。

1頭でも多くの不幸な命を減らし、物言えぬ小さな命を明日へ繋ぐためこれからも尽力して参りたいと思います。

大阪さくらねこの会

当会は、「保護猫」という存在がいない、保護猫活動が不要な未來を目指しています。
大阪市を中心に、不幸な猫を減らし、幸せな猫を増やす為、飼い主のいない猫の避妊去勢手術TNR、地域猫活動・保護譲渡活動・適正飼養の啓発・政策提言に取り組んでおります。
ノラ猫、保護猫、殺処分という言葉が死語になる日が来て、悲しい辛い思いをする動物がゼロになり、人と動物が幸せに共生できる社会を実現するために、今できる最善を尽くしてまいります。

ねこひげハウス

NPO法人ねこひげハウスは、2011年より埼玉県八潮市を中心に、高齢の飼い主の病気や死去などにより行き場をなくした猫、傷病猫などの保護を主として活動している保護猫団体です。

現在、一軒家のシェルターに130頭の猫と犬2頭を保護していますが、シニア猫・傷病猫の保護は増える一方で、かかる医療費・飼育費は年々増加しています。

おかげ様で、これまでの犬猫生活福祉財団様からの助成により動物福祉に基づいた保護活動を継続することができました。本当にありがとうございました。

今年度は新施設に移転して新たなスタートをします。より充実した保護活動ができると考えています。
他の保護団体や行政との連携もさらに密にして、小さな命を大切にできる地域・社会づくりに貢献してまいります。

ねこの命をつなぐ会

当会は、平成23年から主に成猫を中心として、保健所からの引出しや相談者からの預かりを経て、新しい家族を見つけて譲渡しています。
子猫と違う成猫の飼いやすさを宣伝することで、飼い主さんとのマッチングもほぼ100%に近い数字で推移しています。
とはいえ、子猫のシーズンは、保健所のキャパオーバーを防ぐためにも、シェルターでも可能な限り引き出しているところです。
昨年までの県と市の保健所での譲渡会に加えて、昨年秋からはホームセンターでの独自譲渡会も開催させていただくまでになり、地域との密着した保護猫活動の周知徹底を目指しているところです。
皆様からの応援を助成金としていただきました。
感謝申し上げます。
会員一同励みとして、引き続き地道に活動を継続していく所存です。

 

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